四季の交代物語

古川

平成最後の3月、まだ雪がふるなど、会津はなかなか暖かくなりません。

こんなまず

2月頃まで暖かかったから、山菜は早かったんだけどね。

古川

そんな季節の変わり目の時期、雄国沼では四季の将軍たちの交代が行われているのですね。

こんなまず

今日は、四季の交代物語の舞台、雄国沼について説明するよ。

語り部の木べい(もくべい)君にも登場してもらおう。

もくべい

こんにちは。木べい(もくべい)です。物語の語り部をしています。

古川

もくべい君は塩川町のとある地域に住んでいて、物語の作家の骨皮スジ夫さんともお知り合いなのよね。

もくべい

はい、語り部としてお手伝いをさせて頂いております。

こんなまず

もくべい君、よろしくね。

古川

雄国沼は、北塩原村にある沼です。

こんなまず君やもくべい君が住んでいる、塩川町からも近く、喜多方市内からも行きやすい場所にあります。

こんなまず

このあたりには、スキー場もたくさんあるよ。

雄国沼付近のスキー場には星野リゾートの施設もいくつかあるよね。

古川

あら、おしゃれですね。このあたりは、五色沼もありますし、スキーに山歩きに、いろいろ楽しめるんでしょうね。

磐梯山も近いですね。

もくべい

はい、磐梯山も近くにあります。

雄国沼は、猫魔火山のカルデラにある湖沼なんですよ。

初夏にはニッコウキスゲが一面に咲き、きれいです。

猫魔火山のあたりは、猫魔ヶ岳と呼ばれているよ。

磐梯山や吾妻山へ行く修験道の経路だったんだ。

ハイキングシーズンになると、シャトルバスが出るので、ぜひ、雄国沼の雄大な自然を楽しんでください。

土日は喜多方からバスも出ています。

この記事を書いた人

古川恵子

塩川なまずの里の会の古川です。物語の解説と、塩川町の観光情報の発信をしています。

塩川町出身、普段は都内でフリーランスのWebデザイナーとして活動しています。