毎年1月15日は、塩川の初市と開運舟引祭りです

古川

毎年、1月15日は、塩川町の初市です。

開運舟引祭りは、私が子供の頃はなかった新しいイベントですが、なかなか盛り上がっているようですね。

こんなまず

そうなんだよ。大人も子供も、みんな綱引きを楽しんでいるよ。

それにほら、塩川には日橋川(阿賀川)があるでしょ。会津藩の川港として栄えていたからね。塩川にとって、舟は大切なものなのさ。

長さが15メートルもある舟に、会津のお米や、全国からの荷物を積んで、たくさんの舟が日橋川を行き交っていたんだ。

古川

会津坂下町や会津美里町の、400年の歴史がある俵引きをパクったのかと思っていたのですが、それなりに意味があるのですね。

しかし、今年は雪がまったくないですね。

こんなまず

そうなんだよね・・。

塩川はもともと、会津の中では雪が少ない地域だけど、豪雪地帯の奥会津でも降っていないぐらいだし、今年はね。

もくべい

なんでもないといいですね。

今年の舟引きの勝負の結果は、子どもの部では西が勝利、大人の部では東が勝利し、「五穀豊穣」で「商売繁盛」の一年となりそうです。

今年は地元のテレビの取材も入ったんですよ。

いい一年になるように元気に頑張りましょう。

塩やコメなどを舟で運んでいたことから福島県喜多方市の塩川町で行われるようになった開運舟引き祭り。
毎年1月15日の初市に合わせて行われる恒例行事。

東西に分かれて3回舟を引き合い、東が勝てば「商売繁盛」西が勝てば「五穀豊穣」になるとされている。

子どもの部では西が勝利、大人の部では東が勝利し、「五穀豊穣」で「商売繁盛」の一年になるという最高の結果が出た。

参加者した子どもたちは…
「地震もなくて、色々幸せな一年になったら良いなと思います。」
「みんなで行事をやることは楽しいし良いことだと思います。」
「勝ってめっちゃ嬉しいから来年も参加しようかなって思います。」

コメや大福などをまく「福まき」も行われ、多くの人で賑わった。

2020年は五穀豊穣?それとも商売繁盛?福島県喜多方市で開運船引祭り 多くの人で賑わう

この記事を書いた人

古川恵子

塩川なまずの里の会の古川です。物語の解説と、塩川町の観光情報の発信をしています。

塩川町出身、普段は都内でフリーランスのWebデザイナーとして活動しています。