喜多方市塩川町の新名物!のれんちょ誕生までに至る道

我が町福島県喜多方市塩川町の商店街は、私が幼少の頃当時は、商店街のお店はどこもお客様で、凄く賑わっていていた記憶があります。

ところが昨今は商店街のお店が閉まっているのが多い状況に寂しく感じていました。

自分に何か出来ることはないかと考えておりました。

現在は金比羅神社の神様と金鯰(こんなまず)をモチーフにした物語を元に、活動をしておりますが、きっかけは5年前に遡ります。

知人の松本屋商店(塩川町中町)の秋山ご夫妻が、塩川町の金比羅神社の祭礼の前のお清掃をされていられて、そのときに初めて、金比羅神社の存在を知りました。

そのあとに、金比羅の神様と思われる不思議な夢を見ました。

その夢の中に現れた白装束のお姿をした金比羅の神様と思われる高貴な方から、「あなのやりたいと思っていることをやりなさい。」と告げられ、告げられた時に、頭自体が「ガーン!」と、凄い衝撃を受けて目覚めました。

そんな不思議な夢を見てから、創作民話「金鯰(こんなまず)物語」を創作致しました。

創作民話「金鯰物語」を創作を機に、塩川なまずの里の会を立ち上げて、塩川町の町興しの活動を始めました。

福島県立テクノアカデミー会津 観光プロデュース学科と連携し、真田風先生のゼミで、生徒さんたちが、創作民話「金鯰物語」原作をもとに「1ぴきのなまず」の絵本を創作いたしました。

その後も連携が続き、「1ぴきのなまず」の動画が創作されました。

そして、「1ぴきのなまず」の絵本を題材にしたお菓子づくりの企画が始まりました。

福島県立テクノアカデミー 観光プロデュース学科の授業の一環として、オクヤピーナッツジャパンの松﨑社長さんプロデュースのもと、プロジェクトが進みました。

月光(TUKINOHIKARI)のチョコ職人 菅原浩二さんが、塩川町のれん会の老舗の松本屋商店・淀屋・奈良屋、三店舗の商品を使ったチョコショコラ「のれんちょ」を創作。

箱は会津紙工の吉田社長さんと、皆さんの協力をいただきながら、コロナウィルス感染による中断の心配の状況下と、試行錯誤をしながら「のれんちょ」が誕生いたしました。

皆さんでつくり上げた「のれんちょ」は、塩川町の新たな宝物になりました。

2021年3月4日(木)に、完成した「のれんちょ」を金比羅神社にて、本名宮司さんに来ていただき奉納式を執り行いました。

「のれんちょ」をつくり上げた皆さんも参列して執り行いました。

金比羅神社に奉納されたのれんちょが、ピカピカに光り輝いているように見えました。金比羅の神様は、祝福下さっていることでしょう。

同月の6日(土)から松本屋商店・淀屋・奈良屋三店舗にて。90セット限定販売を開始いたしました。

有り難いことに、販売開始数時間で完売してしまいまして、ご購入して下さった方々に感謝申し上げます。

継続販売を決定致しました。

同月11日(木)に喜多方遠藤市長さんへ、1ぴきのなまずの絵本と、のれんちょを贈呈してきました。

今後も塩川町の町興しの活動を行っていきたいと思っております。

<のれんちょのご説明>

・のれんちょの箱の上を巻いてある、のれんちょと書いてある紙は暖簾をイメージしています。

・中ののれんちょは、一つ一つ職人が手作りをしていて、五種類のそれぞれが、一つ一つ違った味わいが楽しめます。 

・箱は伝統工芸品「貼箱(はりばこ)」ですので、お捨てにならずに物入れに使用してくださいますと、有り難いです。

ワンポイントの金鯰(こんなまず)は、金比羅の神様にお仕えしているなまずです。

箱の絵柄のなまずたちは、絵本「1ぴきのなまず」の絵を使用しています。

・中紙の裏のQRコードで、「1ぴきのなまず」の絵本の動画が視聴出来ます。

この記事を書いた人

鈴木孝夫

金鯰物語の作者。塩川町出身、塩川町在住。発明家としての顔も持っている。