金鯰(こんなまず)物語の舞台、塩川町の日橋川の風景

こんなまず

今日は、僕が住んでいる日橋川の風景をご紹介するよ。

まずは、金比羅の神様がいらっしゃる金比羅神社から。

今は小さな祠なんだけど、塩川なまずの里の会のみなさんが、金比羅神社のために、活動しているんだ。

もくべい

祠は小さなものですが、その後ろには、大きなイチョウの木があるんですよ。

会津若松市方面、会津坂下町方面から、町内の商店街に入る、重要な場所に金比羅神社があります。

古川

塩川町では、毎年9月に、この近所にある駒形神社の例大祭があります。

その時は、こちらの金比羅神社と、少し離れた諏訪神社の近くで、祭ばやしの演奏をしています。

神社関係のイベントは、宗教行事になってしまうので、扱いが難しいそうなのですが、今でも金比羅神社は大切な存在なのですね。

こんなまず

金比羅神社の由緒も読んでみてね。

それでは、日橋川の風景を紹介するね。

まずは金比羅神社から見て、西側。新潟方面に向かう、下流の景色だよ。

もくべい

毎年7月後半に、ここで二市一ヶ村日橋川「川の祭典」花火大会が行われます。

この花火大会では、中国花火も打ち上がります。迫力がありますよ。

古川

塩川町では私が子供の頃に、中国人留学生を受け入れていたので、それがきっかけで、中国花火も打ち上がるのですよね。

父が留学生のお世話をしていた関係で、留学生が作った手作り餃子を食べた記憶があります。

こんなまず

塩川町の青年のみなさんは、いつの時代も頑張っているよね。

この花火大会は、福島県内でも人気のある花火大会で、約1万発の花火が上がるよ。

この日は、イカダ下り大会や、イワナ掴み取り大会もあるから、明るいうちから遊びに来てね。

もくべい

ここからは、金比羅神社から見て東側からの景色です。奥に見える橋の右側に金比羅神社があります。

こんなまず

上の写真の右側にある建物がわかるかな?

町の人には川番所として親しまれる、阿賀らん処という物産館があるんだ。

もくべい

気軽に立ち寄ってみてくださいね。

町の物産品もおいてありますし、町の歴史がわかる資料を展示しているコーナーもあります。

ちなみに、船の向こう側に見えるイチョウの下が、金比羅神社です。

古川

阿賀らん処では、なまずを見ることができます。

私は、80年代、90年代の塩川町で育ちましたが、残念ながら、川でなまずを見たことはないのです。

この子も、水槽の外には出たことがないそうです。

阿賀らん処の向かい側には、火の見櫓があります。

こちらは平成13年に、阿賀川水防演習で使われたものを移設したものです。

古川

塩川町は、河川の改修で、当時栄えた川沿いの町並みは、川に沈んでしまいましたし・・。

大火事があって、町内の古い建物もだいぶ消失してしまったそうですね。

しかし、塩川町の精神は脈々と受け継がれており、花火大会以外にも、バルーンフェスティバルもオススメなので、遊びに来てください。

こんなまず

最後に塩川町のバルーンフェスティバルについてご紹介するね。

もくべい

塩川町のバルーンフェスティバルは、全国から約30基の熱気球が参加し、搭乗体験などもあります。

夜には花火とバルーンが共演する、ナイトグローもあるんですよ。

古川

動画はYouTubeで見つけたものをシェアさせていただきました。

動画の後半に花火が上がります。

毎年10月半ばに行われるイベントで、この時期は朝晩はかなり冷え込むので、暖かくしておでかけください。

この記事を書いた人

古川恵子

塩川なまずの里の会の古川です。物語の解説と、塩川町の観光情報の発信をしています。

塩川町出身、普段は都内でフリーランスのWebデザイナーとして活動しています。