塩川なまずの里の会農園

塩川なまずの里の会の会員さんの休耕地(約200坪)を借りれることになりました。

来春から、塩川なまずの里の会農園になります。

塩川なまずの里の会農園は、子供たちに農業を通した食育の大切さと、問題になっている食品ロスについて、農業体験を実際にしてもらいながら、身をもって考えてもらう目的もある農園でもあります。

私自身、農業はずぶの素人でしたので、塩川なまずの里の会農園を借してくれた、会員さんの指導を受けながら、会員さんの他の農地で農業体験をしました。

草がはびこって、成長が負けている野菜のまわりの草をむしりをしてやると、野菜が成長をはじめます。

雨が降らず野菜がクタッとなって枯れてしまうように見えても、水を撒いてやると野菜は息を吹く返し、シャキッとして元気良くなります。

生命の強さというものも知りました。

農作業後に真っ赤に熟したトマトをほおばると、あまりの美味しさに感激し、農作業の疲れが吹き飛んでしまいます。

キュウリも然り。

四季折々の旬の新鮮な野菜を食することができることは、究極の至高の贅沢でもありました。
野菜は自然の素晴らしい贈り物と、心から思い感謝をいたしました。

農作業をして、吹き出す汗をタオルでふきとっていると、心地良い風が吹いてきたりもしました。

農作業は体力と頭をつかいますが、農作業をしていると、風の吹く音や鳥たちの、鳴き声などの自然のうたが、時より聞こえてきたりしますので、癒やしの効果も与えてくれました。

自然の中で、自分は生かされているんだなあという、実感もわいてきました。

農業体験を通して、言葉には表せられない、多くのことをたくさん学ばさせていただきました。

野菜クズや、収穫の終わった茎や、むしった草を廃棄している堆肥の中に、カブトムシの幼虫がいました。

この記事を書いた人

鈴木孝夫

金鯰物語の作者。塩川町出身、塩川町在住。発明家としての顔も持っている。